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自宅サーバー

自宅PCでubuntuサーバーをディプレイなし(ヘッドレス)で運用する

公開日: 2019.7.6

自宅サーバーとして、Intel Compute Stickと、Intel NUCを運用する際に、ディスプレイなしにすると挙動がおかしかったので、対策をまとめました。

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検証端末

  • Intel Compute Stick Ubuntu edition (BOXSTCK1A8LFC)
  • Intel NUC DN2820FYKH

OS: ubuntu 18.04

OSはubuntu 18.04.2 LTSで、NUCについてはディスクイメージから、Compote Stickについては18.04 serverのディスクイメージからだと起動すらできなかったので、16.04 LTSから「do-release-upgrade」で18.04にアップグレードしています。

現象

ディスプレイに繋いでセットアップしている際には問題ないのですが、ディスプレイを外してSSH接続すると、異常に入力・描画が遅くなります。

対策

ディスプレイに接続されていないのに、コマンドをディスプレイに出力しようとして遅くなっている模様なので、GRUBの設定を書き換えます。

sudo vi /etc/default/grub

GRUB_DEFAULT=0
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true
GRUB_TIMEOUT=0
GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
# Uncomment to enable BadRAM filtering, modify to suit your needs
# This works with Linux (no patch required) and with any kernel that obtains
# the memory map information from GRUB (GNU Mach, kernel of FreeBSD ...)
#GRUB_BADRAM="0x01234567,0xfefefefe,0x89abcdef,0xefefefef"

# Uncomment to disable graphical terminal (grub-pc only)
GRUB_TERMINAL=console

保存して再起動すれば、遅延は解消されました。

ちなみに、Intel Compute Stickの場合は、BIOSが最新でないと効果がないらしいので、BIOSのアップデートも必要です。

参考

Intel Compute StickでUbuntu 16.04 を使う


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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