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Netlifyでビルド時間の制限・課金が2019年12月からスタート

公開日: 2019.10.4

静的コンテンツのビルド・デプロイ。・ホスティングサービスNetlifyが、ビルド時間の制限・課金を新設しました。課金は2019年12月課金サイクルからスタートとのことです。

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2019年10月に、フリープランにビルド時間の制限を新設すると発表

Netlifyは、これまで転送量制限や当時ビルドの数などに制限がありませんでしたが、2019年10月から新たに「Build minute」という制限が新設が発表されました。

これにより、無料プランである「Starter Plan」の場合、直近1ヶ月のビルド合計時間が300分までになりました。

Netlifyのニュースレターによると、

We’re also introducing build minutes which measure the compute time consumed when you trigger a build process for a website or app from your Netlify account. We’ve always provided generous features in our free tier, including custom domains and deploy previews, and our approach to build minutes is no different. Starting December 2019, we will charge a small amount for advanced usage (similar to the way we charge for extra bandwidth).

課金は2019年12月サイクル分から適用になるようです。

すでにBuild minutesはサイト上で確認可能に

2019年12月からの課金となっていますが、月間で使用しているビルド時間は、すでにNetlifyの管理画面から確認できます。

チームトップページから、「Team settings > Billing」と進んでいくと、見慣れない「Build minutes」という項目が増えていることがわかります。

NetlifyのBillingページにBuild minutesブロックが新設されている 課金がスタートするまでは300分を超えてもビルドが出来るようですが、2019年12月からは300分を超えた場合は、追加料金が必要になるので要注意です。


2019年12月からスタートする、Netlifyでビルド時間の制限・課金。ちょっとしたブログをなどを運営しているレベルでは、300分のビルドタイムで十分なので、これまで通りNetlifyを使い続けて問題ないでしょう。

そもそもこれまでがビルド時間無制限という大盤振る舞いだったので、300分という時間が短いかどうかはさておき、いずれはこうなる運命だったのでしょうね。


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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