サーバレスアーキテクチャ

Cloudflare Pagesの制限事項まとめ

無料で利用することができる静的ホスティングサービス・Cloudflare Pagesの制限事項をまとめました。

ビルド時間・回数

静的サイトホスティングでもっとも重要とも言えるのがビルド時間・回数。Cloudflare Pagesでは一般的な静的サイトホスティングの制限方法である「ビルド時間」ではなく、「ビルド回数」で制限をしています。

Cloudflare Pagesのビルド回数制限は「一ヶ月500回まで」となっています。

なお、Cloudflare Pagesにおける一回のビルドのタイムアウト時間は公開されていませんが、仮に10分だったとしたら月間5,000分ほどビルドタイムがあることになり、競合の無料ホスティングサービスを圧倒しています。

転送量

静的サイトホスティングでビルド時間・回数についで大事なのが転送量です。

Cloudflare Pagesで公開したサイトは、「転送量無制限」で利用可能です。サイトのアクセス規模が大きくなってきも、安心してホスティングが可能です。

ファイルサイズ

Cloudflare Pagesで公開できるファイルの最大サイズは「25MB」までとなっています。HTML、画像、CSSなどは問題ありませんが、長時間の動画ファイルなどを公開する際は、別途サーバーを用意する必要があるでしょう。

ファイル数制限・容量

Cloudflare Pagesでは、「一つのサイトで最大で2万ファイルまで」となっています。通常のサイトならするようなファイル数ではありませんが、ページ数の多いサイトをデプロイする際には注意が必要です。

サイト全体での最大容量は、1ファイルが25MBまでなので単純計算で「25MB x 20,000ファイル」で500GBまでとなります。

ただし、Cloudflare Pagesでの1回のデプロイで500GBの転送・生成することは実質不可能かと思われます。

サイト数

Cloudflare Pagesでは「公開できるサイト数は無制限」です。ただし、現状ではプロジェクトの作成に制限を設けているようなので、もし新規のプロジェクトが作成できなくなったら、サポートに問い合わせるとバジェットを解放してくれるようです。

独自ドメイン数

Cloudflare Pagesに登録できる独自ドメイン数は、「プロジェクト(1サイト)ごとに10ドメインまで」となっています。

通常は、wwwあり・なしの二つがあれば問題ないことが多いので、10ドメインもあれは十分でしょう。

ユーザー数

Cloudflare Pagesでは、プロジェクトの管理を共有できるユーザー数は「無制限」です。他のサービスではユーザーコラボレーションが有料プランのみのことも多いため、競合に対して大きな強みと言えます。


Cloudflare Pagesの制限事項を見てきました。

こうしてみてみると、これまでの静的サイト・ホスティングサービスよりも大幅に制限が緩和されたサービスということがわかります。

NtelifyやVercelなど先行サービスよりも機能面では劣る部分がありますが、そこはこれからのアップデートに期待しましょう。


価格は記載がある場合を除き、すべて税抜きです。

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