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自宅PCのリモートデスクトップとWindowsサーバーサービスのRDPの違い

公開日: 2024.4.17

自宅PCのリモートデスクトップとWindowsサーバーサービスのRDPの違いを比較。個人で使うならどちらが良いのか、決める際のポイントを解説します。

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自宅PCのリモートデスクトップとWindowsサーバーサービスのRDPの比較

特徴WindowsサーバーサービスのRDP自宅PCのRDP
ライセンスサーバーに対してライセンスが必要通常、Windows OSに含まれている
ランニングコスト月額料金に含む電気代、ネット回線代
リモートデスクトップライセンス基本的には必要通常不要
パフォーマンスサーバーが高性能で多くのリソースを持つ場合がある自宅PCの性能に依存
マシンリソースレンタルするサーバーのプランで規定したスペック自宅PCのスペック
メンテナンスIT管理者がメンテナンスを担当ユーザーが自分を行う
セキュリティActive Directoryやグループポリシーの管理個別のセキュリティ設定が可能
アクセス方法サーバーのIPアドレスにアクセス自宅回線のIPにポートフォワーディングでアクセス

違いはどこにある?

コストの違い

自宅PCのリモートデスクトップとWindowsサーバーサービスのリモートデスクトップの大きな違いの一つがコストです。特に大きいのがランニングコストでしょう。

自宅PCでリモートデスクトップをする場合、一番大きいコストはネット回線費用と電気代です。

インターネットを経由してリモートデスクトップをする場合は、受け付ける自宅PCと、リモート接続するクライアント側の両方がインターネット接続をしている必要があります。そして、PCを立ち上げている間は電気代も発生します。夏場など室温が高い場合は、PCがある部屋に冷房をつける必要も出てくるため、意外と電気代はバカになりません。

一方で、Windowsサーバーサービスの場合、サーバーからインターネットの回線費用と電気代は月額料金に含まれています。

次に大きいのがマシン自体のコスト。自宅PCの場合は、リモートデスクトップ用のPCを用意するとなると、そこそこの初期費用がかかります。Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップはマシンコストは事業者が負担しており、最近のサービスは初期用もないため、最初のコストが非常に低いのが特徴です。

スペックの違い

自宅PCのリモートデスクトップをする場合、マシンのスペックは使っているPCのスペックになります。ハイスペックなPCにすれば処理性能は高くなりますし、安いノートPCだとデフォルトで処理が重い上に、リモート接続で発生する遅延で動作をより重く感じます。

Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップの場合はスペックはプランによって異なりますが、サーバー用のハイエンドなCPU、メモリを搭載したマシンで実行できます。プランをアップグレードしてvCPUコア数とメモリ容量を増やせば、高い処理性能を得ることができます。

ただし、自宅PCでも最新のデスクトップPCなどは旧世代のサーバー用マシンよりも性能が高いものがありますが、その分PCを購入するのにコストがかかります。

また、自宅PCの場合は故障した場合などは自分で修理をする必要がありますが、Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップの場合はマシンのメンテナンスは事業者が行うため、メンテナンスフリーです。

セキュリティの違い

実際に運用するとわかりますが、リモートデスクトップではセキュリティも重要です。

最近のリモートデスクトップアプリは、IPアドレス固定やポート解放を設定をしないでも、アプリ側が管理をしてくれるため簡単にできますが、自宅PCでリモートデスクトップを行う場合は、外部から自宅のインターネット回線にアクセスするため、セキュリティが甘いと、最悪の場合、自宅回線内を自由にアクセスさせれてしまいます。

Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップの場合、サーバーで実行されているため、自宅の回線に被害が及ぶことはありません。

どちらが良い?

1年くらいのトータルコストで比較しよう

使うスペックにもよりますが、基本的には「Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップの方がコスパは悪い」ことがほとんどです。これは、サーバーを管理するコスト、そして事業者の利益が発生している以上仕方のないことです。

どれくらいコストが違うかは、「PC1台の費用 + 1年間のPCの電気代 + ネット回線費用」と「プラン料金 x 12ヶ月」で比較をしましょう。1年で両者のコストが同じであれば、1年目以降にコストの差が大きくなってきます。

リモートデスクトップ用に新品のPCを購入したとしても、「同等スペックなら自宅PCの方がコスパは良い」のが基本的です。

24時間稼働するかも大きなポイント

Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップに多いニーズの一つが「24時間稼働でも自分の環境に影響がない」という点でしょう。FXアプリなどのように、24時間稼働して自動取引をさせるような場合は、自宅PCで行うと電気代がかかるだけでなく、夏は暑くなり、ファンなどの騒音をします。これは意外と夜寝る時などは不快です。

Windowsサーバーサービスのリモートデスクトップであれば、自分のいる環境にはPC本体はなく、事業者が管理するデータセンターにあるため、ファンがうるさい、サーバーのせいで部屋が暑いといったトラブルからは解放されます。


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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