サーバレスアーキテクチャ

Google App Engineが「Over Quota」で止まった時の対応

先日、Google App Engine(GAE)で、「Over Quota(503エラー)」となってアプリが止まっていた時の対処策をまとめました。

そもそもどういうエラー?

文言通りで「Over Quota(割り当てを超えた)」ので、アプリをシャットダウンしたという意味です。

GAEの割り当ての使われ方

GAEにおける割り当ては、

  • 第一段階:Always Free枠(28インスタンス時間)
  • 第二段階:ユーザーが決めた予算枠(1日あたりのドル換算予算)

で決まります。

普通のブログ一サイト程度であれば、第一段階で収まることが多いかと思いますが、急なアクセス増や複数のサービスを同時に走らせている場合は、第一段階のAlways Free枠がなくなることがあります。

第一段階を使い切ると次は、

  • 課金が有効になっている場合:予算枠まで使い切る
  • 課金が無効: シャットダウンしたまま

という流れになります。

課金を有効にしている場合は、予算枠は随時変更できるので、アクセスを見てその時だけ枠を増やすことも可能です。

Over Quotaからの復旧

では、割り当てを使い切ってしまい「Over Quotaエラー」が表示されている場合、どのようにして回避するかというと、対策は二つしかありません。

  • (1) 課金を有効にして予算枠を増やす
  • (2) 次のリセットまで待つ

個人プロジェクトレベルなら(2)でも良いですが、サービスとして展開している場合は停止時間は許されないので(1)になるでしょう。

課金には、VISA、Master、AMEXのクレジットカードが必要になるので、法人の方は、急な対応を迫られた時用のことを考えて、GAEを使う前にクレジットカードを登録しておくと良いでしょう。

ちなみに、予算枠を適用しても、すぐは復旧しません。それでも、だいたい数分くらいで割り当てが反映されてアプリが復活しますので、サーバー側担当者の介入が必要な、VPSやレンタルサーバーなどと比べれば、とてもスピーディです。


Google App Engineが「Over Quota」で止まった時の対応をまとめました。

無料で気軽に始められるからこそ、課金を有効にせずに無料枠のままということも多いGAEですが、長期運用を考えている場合は、しっかりと課金と予算枠を設定しておくと良いでしょう。


価格は記載がある場合を除き、すべて税抜きです。

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