独自ドメインで使えるオフィススイート・サービスまとめ
自分のサービスや企業での利用が可能な、独自ドメインで使えるオフィススイート・サービスをまとめました。
Google Workspace
今や世界最大級のメールプロバイダーになったGmailを含む、Googleのオフィス関連サービスを独自ドメインで運用できる企業向けプランがGoogle Workspace。企業向けと言っても独自ドメインさえあれば個人でも使用可能です。
価格は1ユーザーあたり月額680円からとやや高額ですが、晴れてGoogleのお客様になることで、Googleの電話サポートなども受けることができます。
Zoho Workspace
いち早く、オフィススイートのクラウドサービスを展開していたZoho。現在ではCRM系のイメージが強いですが、Zoho Workspaceというサービスでメールとオフィススイートを独自ドメインで利用できます。
Zoho Workspaceの魅力は価格で、1ユーザーあたり360円から利用可能。しかも、1ドメイン・5ユーザーまでは無料で使えるので、小規模な会社やスタートアップなどが使うのに最適です。
Microsoft 365
元祖Officeアプリを提供するMicrosoftの課金サービスがMicrosoft 365。独自ドメインでのアカウントの作成が可能です。
個人向けのPersonalでは独自ドメインあたりメールアドレスの作成は一つ、2ユーザー以上を作成するなら月額540円からの「Microsoft 365 Business」を利用する必要があります。
Apple iCloud+
AppleのクラウドサービスであるiCloudの有料版である「iCloud+」では、独自ドメインを追加可能です。ただし、1つのドメインにつき3つまでメールアドレスしか作成できないため、あくまで小規模な会社でのみ使う前提でしょう。
iCloudの場合は、オンラインでのオフィス系アプリは存在しませんが、その代わりにiPhoneやiPad、macOS向けに無料のオフィスアプリを提供しているので、そちらで代用が可能です。
iCloud+の魅力は価格です。50GBまでの最安値プランなら月額130円と最安値。他のAppleのサブスクサービスとセットになった「Apple One」ならファミリーアカウントでも月額1,850円と格安です。
デメリットとしては、1つのドメインにつき3つまでメールアドレスという縛りでしょうか。
Yandex
独自ドメインで使えるオフィススイート・サービスのなかで唯一無料で使えるのがロシアの検索エンジンサービスYandex。
Yandex自体がメールとオフィススイートを統合した無料サービスで、個人アカウントから独自ドメインを追加可能なので、実質無料で独自ドメインのオフィススイートを運用できます。
ネックとしては一部がロシア語のままになっているのと、ロシア企業ということでセキュリティ的にやや不安というあたりでしょうか。
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
この記事の関連キーワード
クラウドサーバーの記事
-
クラウドサーバー 独自ドメイン版G Suite終了へ。既存ユーザーはどうすれば良い?代替サービスは? 2022.1.20 -
クラウドサーバー 勝手に増えていくCloud Storageのコンテナイメージを自動で削除する 2021.2.8 -
クラウドサーバー Google Cloud Storageでライフサイクルを設定してコストを削減する 2021.2.5 -
クラウドサーバー クラウドでWordPressをやるならRDSよりもDockerがオススメ 2020.12.23 -
クラウドサーバー ownCloudだけじゃない!OSSなオンラインクラウドストレージまとめ 2020.9.7 -
クラウドサーバー 【全部無料】静的サイトジェネレータ用・おすすめホスティング・サーバー 2020.4.24 -
クラウドサーバー Google Cloud StorageとFirebase Hostingを徹底比較! 2020.4.23 -
クラウドサーバー 最安値はどこだ!クラウドストレージ大手4社のプランを徹底比較 2020.4.22