【2024年版】最安値はどこだ!クラウドストレージ大手4社のプランを徹底比較
更新日: 2024.3.14公開日: 2020.4.22
クラウドストレージ大手4社、Google Drive、OneDrive、Box、Dropboxの料金徹底比較!最安値のクラウドストレージはどこか、1GBあたりのコスパからプランの柔軟性までクラウドストレージ料金体系を徹底分析します。
クラウドストレージの料金まとめ
まずは、大手クラウドストレージ4社の料金プランを比較してみましょう。
容量 | Google Drive(Google One) | OneDrive(Microsoft 365) | Box | Dropbox |
---|---|---|---|---|
2GB | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
5GB | 0円 | 0円 | 0円 | - |
10GB | 0円 | - | 0円 | - |
15GB | 0円(最安値) | - | - | - |
100GB | 250円 | 203円(最安値) | 1,390円 | - |
200GB | - | - | - | - |
1TB | - | 1,242円(最安値) | - | - |
2TB | 1,300円(最安値) | - | - | 1,500円 |
3TB | - | - | - | 2,400円(最安値) |
5TB | - | - | - | - |
10TB | - | - | - | - |
20TB | - | - | - | - |
30TB | - | - | - | - |
無制限 | - | - | 2,084円(最安値) | - |
プランの種類はGoogle Driveが一番細かく、100GBプランがボリュームレンジということがわかります。
無料プランで比較する
サービス | 容量 | 月額 |
---|---|---|
Google Drive | 15GB | 無料 |
OneDrive | 5GB | 無料 |
Box | 10GB | 無料 |
Dropbox | 2GB | 無料 |
各社ともに無料プランがありますが、
- 無料プランで一番容量が多いのはGoogle Driveの15GB
- 無料プランで一番容量が少ないのはDropboxの2GB
となります。
また、無料プランの次のプランにアップグレードした時の価格で比較すると、
サービス | 容量 | 月額 |
---|---|---|
Google Drive | 100GB | 250円 |
OneDrive | 100GB | 203円 |
Box | 100GB | 1,390円 |
Dropbox | 2TB | 1500円 |
Dropboxだけが次のプランがいきなり2TBになりますが、他の3社は無料の次は100GBで最安値はOneDriveの203円でした。
最大容量で比較する
続いて、ストレージの最大容量で比較してみます。
サービス | 容量 | 月額 |
---|---|---|
Google Drive | 2TB | 1,300円 |
OneDrive | 1TB | 1,242円 |
Box | 無制限 | 2,084円 |
Dropbox | 3TB | 2,400円 |
Boxの無制限というのが容量最大でコスパも一番よく、逆にOneDriveやDropboxはGBあたりのコスパが悪いことがわかります。Google Driveはかつては30TBなどの大容量プランが存在しましたが、2024年3月現在、プラン一覧から消えています。
2TB程度あれば良い場合はGoogle Driveが、2TB以上の大容量ストレージが欲しいという場合は、Boxがベストでしょう。
大手クラウドストレージの最安値はどこ?
1GBあたりの単価が最安値は?
続いて、クラウドストレージの1GBあたりの単価で比較してみます。1GBあたりの単価でどのクラウドストレージのどのプランが最安値かがわかります。
容量 | Google Drive | OneDrive | Box | Dropbox |
---|---|---|---|---|
2GB | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
5GB | 0.0 | 0.0 | 0.0 | - |
10GB | 0.0 | - | 0.0 | - |
15GB | 0.0 | - | - | - |
100GB | 2.5円 | 2.0円 | 13.9円 | - |
200GB | - | - | - | - |
1TB | - | 1.2円 | - | - |
2TB | 0.7円 | - | - | 0.8円 |
3TB | - | - | - | 0.8円 |
5TB | - | - | - | - |
1TB0 | - | - | - | - |
2TB0 | - | - | - | - |
3TB0 | - | - | - | - |
無制限 | - | - | ∞ | - |
無料プランとBoxの無制限プランを除くと、1GBあたりの単価が最安値はGoogle Driveの2TBプランで1GBあたり0.7円。かつての10TB以上のプランは1GBあたり0.11円だったためGB単価は上がっていますが、それでも最安値です。
各社、1TB未満のプランではGB1GBあたり2円前後が定番で、1TB以上のプランになると1GBあたり1円前後まで価格が下がります。
100GBを使う場合
100GBクラウドストレージの最安値はOne Drive。プラン的には、Microsoft 365 Basicプラン(年額2,440、実質月額203円)になります。
Microsoft 365 Basicは年額払いのみで、パッケージ販売もないため、お得に割引する方法はありません。
1TBを使う場合
1TBプランは実質月額1,242円のMicrosoftのOne Driveが最安値。
One Driveの1TBプランは「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」に付属しており、クラウドストレージだけでなくMicrosoft Officeの利用権も付属するため、Officeを使うユーザーにとってはコスパが高いと言えます。
Microsoft 365 Personal
実質月額料金を下げたいなら、楽天市場やYahooショッピングなどでクーポンやキャンペーンが狙い目。ポイント還元を狙うと20%以上OFFにすることも可能。
もし、クラウドストレージだけを使いたいのであれば後述するDropbox Plusのがコスパは高くなります。
2TBを使う場合
競合サービスと比較して高めのDropboxですが、ソースネクストが販売するDropbox Plus(2TB/3年契約/実質月額1,186円)を購入すると、公式よりも10%ほどやすい「1GBあたり約0.6円」になるため、無制限プランを除く1TB以上では最安値になります。
Dropbox Plus 3年版
Dropbox Plus 3年版は日本での取り扱いがソースネクストですが、ソースネクストは楽天市場にも出店しているため、楽天市場が狙い目。クーポンやキャンペーンでポイント還元を狙うとさらに20%以上OFFにすることも可能です。
10TB以上
10TB以上を使うのであれば、Box.comの有料プランがベスト(月額2,084円から)。
Box.comには、Business、Business Plusなど複数のプランがありますが、有料プランは全て「ストレージ容量無制限」です。ただし、プランごとに「ファイルのアップロード容量上限」など違いがあるので、自分の使い方に合わせて最適なものを選びましょう。
料金プランから見た各クラウドストレージの特徴まとめ
サービス | 無料枠 | 最大容量 | 特徴 |
---|---|---|---|
Google Drive | 15GB | 2TB | プラン数が多く、広い選択肢で用途を選ばない 1GBあたりのコスパも高い |
OneDrive | 5GB | 1TB | プラン数が少ないがコスパは高い |
Box | 10GB | 無制限 | 下位プランはコスパが悪い 最終的に無制限プランにするのならアリ |
Dropbox | 2GB | 3TB | 無料プランの容量が少ない プラン数は少ないが1GBあたりのコスパは標準的 |
ここまで見てきた内容から、どのクラウドストレージを使えば良いかを考えると、
- 無料枠が最大なGoogle Driveで100GBまで使う
- 1TB以上必要になったらソースネクストが販売するDropbox Pus(2TB)プランに乗り換え
- 2TB以上が必要になったらBoxの無制限プランに乗り換え
というのがコスパが良いでしょう。
コスパを考えるなら自前クラウドストレージもあり
使い勝手やセキュリティが売りのクラウドストレージですが、料金的にはやや高めの傾向にあります。
もし、クラウドストレージは高いと思うのであれば、レンタルサーバーとNextcloudなどのOSSのクラウドストレージを組み合わせて使うのもアリです。
1TB以上のプランになるとクラウドストレージの方がコスパが良いですが、100GB以上1TB未満であれば「レンタルサーバー x OSSのクラウドストレージ」の方がコスパが高いケースもあります。
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