【2025年版】オープンソースCMS「baserCMS」を簡単構築できるVPSサービスを徹底比較!

【2025年版】オープンソースCMS「baserCMS」を簡単構築できるVPSサービスを徹底比較!

日本発のオープンソースCMS「baserCMS」。無料で使うことができるOSS版を「秒で構築」も可能なVPSサービスを比較します。

編集ノート:SERVERSUSでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。
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baserCMSを「秒」で構築できるVPS プラン一覧

本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。

VPS・プラン
比較ポイント
スペック
月額料金
開催中のキャンペーン
  • vCPUは2コアだが、比較プランで最安値
  • 最低利用期間が3ヶ月
2コア2GB50GB
¥690 〜
初期費用: ¥0
  • コア数が3コアで多い
  • 比較プランで3コアプランでは最安値
3コア2GB50GB
¥831 〜
初期費用: ¥0
  • コア数が3コアで多い
  • キャンペーンを利用するとさらに安くなる
3コア2GB100GB
¥903 〜
初期費用: ¥0
  • ストレージが150GBと多め
  • メディアファイルを多数保存するならベスト
3コア2GB150GB
¥1,530 〜
初期費用: ¥0

「baserCMS」とは?

baserCMS(ベーサーシーエムエス)は、日本発のオープンソースCMS。Webサイトの構築や管理、更新を直感的かつ効率的に行えるよう設計されており、主にコーポレートサイトや中小規模のWebサイト制作に利用されており、WordPressやブログサービスなどの代替として利用されます。

PHPとDBが動作すれば動作するため、レンタルサーバーでも利用可能ですが、よりハイスペックなVPSでセルフホストすることで、中規模以上のサイトでも高コスパで高速表示が可能になります。

baserCMSをセルフホストする際の推奨スペック

baserCMSはPHPとDBがあれば動作するCMSなので、動作させるだけならハイスペックなサーバーは必要としていません。公式サイトのシステム要件は以下の通りです。

システム要件 | baserCMS5公式ガイド

上記のページによるとシステム要件は下記の通りになります。

- Webサーバー:Apache
- 開発言語:PHP8.1以降       
- データベースサーバー:MySQL8以降 Or PostgreSQL10以降 Or SQLite3
    - MariaDB動作可能です。
- 必須Apacheモジュール:Rewrite
- 必須PHPモジュール:GD2、libxml、cURL、mbstring、PDO、intl
- 推奨PHPモジュール: Zip
- 管理システム対応ブラウザ:Chrome・Firefox・Safari・Microsoft Edge最新版
- メール送信環境(sendmail or 外部SMTPサーバ)
    - Postfix、qmailなどのsendmail互換MTAでも可能です

公式サイト上にvCPUやメモリなどのスペックは記載されていませんが、PHPとDBが動作するということで、本記事では2GBメモリのVPSを想定してガイドします。

baserCMSを簡単セルフホストできるVPSを選ぶ際のポイント

  1. baserCMSテンプレートの有無

    管理画面から一発でbaserCMSサーバーを立ち上げできるか?

  2. 長期利用を含めた料金

    長期契約も含めたプラン価格

  3. アップグレードが可能か

    サイトへのアクセスが増えるほどスペックアップが必要になるため、アップグレードができるVPSが良い

baserCMSは、Docker版も用意されているため、公式のDockerコンテナを使って構築するのも手ですが、Dockerの管理をする手間があるため、複数のサービスを当時立ち上げするのでなければ、baserCMSのアプリケーションイメージがあるVPSで一発で起動してしまうのがオススメ。

次に大事なのが、長期利用を含めた料金です。baserCMSはCMSであり、サイトのフロントエンドを担う総合システムなので、一度サイトを立ち上げたら基本的にはサイトを閉鎖するまでサーバーを運用することになります。そのため、VPSプランを比較する際は、長期利用割引も含めて最安値になるVPSを選ぶのがベストです。

最後に大事なのが、「アップグレードが可能か」です。

baserCMS自体は軽量なCMSですが、Webサイトの表示システムはPHP + DBですので、アクセスの増加に合わせて必要とするスペックは高くなっていきます。サーバースペックが足りなくなったら、プランアップグレードが可能なVPSであれば管理画面からサーバースペックを上げることで対処可能です。

ベスト「baserCMS」VPSはこれ!

バランス・コスパで選ぶならこのVPS

バランスとコスパがベストXServer VPS 2GBプラン

公式サイト

XServer VPSのイメージ

公式サイト

baserCMSテンプレートの有無
長期利用を含めた料金
¥830
プランアップグレード

なぜこのプランがベスト?

ベストプランはXServer VPSの2GBプラン。スペックも3コア・2GBメモリと十分で、プランアップグレードにも対応。ストレージがやや少ないですが、コスパを考えたら十分でしょう。

価格的には最安値ではないですが、最低利用期間が短いなど柔軟性の高さを考えると、ベストプランと言えるでしょう。

メリット・デメリット

メリット
  • AMDの高速サーバー採用で処理能力が高い
  • 最低利用期間が1ヶ月と短い
  • コア数が3コアで安心
デメリット
  • 最安値ではない

とりあえずのお試しならこのVPS

時間課金の安さでベストConoHa VPS 2GBプラン

公式サイト

ConoHa VPSのイメージ

公式サイト

baserCMSテンプレートの有無
長期利用を含めた料金
¥903
プランアップグレード

なぜこのプランがベスト?

とりあえずbaserCMSを使ってみたいという方は、時間課金に対応したConoHa VPSがおすすめ。1時間あたりの課金体系で、1ヶ月以上の固定契約にすると値段がどんどん下がっていく方式でクラウドに近く人気です。

機能的にもプランアップグレードやローカルネットワーク対応などクラウドに近いため、ビギナーだけでなくエキスパートの方でも使いやすいVPSです。

ただし、単月利用はそこまで安くないですが、キャペーンを利用して年以上の契約をすると、最安値クラスに安くすることも可能です。

メリット・デメリット

メリット
  • 時間課金に対応
  • キャペーンを利用すれば最安値クラス
  • クラウドに近い拡張性
デメリット
  • 単月利用はそこまで安くない

最安値ならこのVPS

料金の安さでベストシンVPS 大容量メモリ 2GBプランプラン

公式サイト

シンVPSのイメージ

公式サイト

baserCMSテンプレートの有無
長期利用を含めた料金
¥689
プランアップグレード

なぜこのプランがベスト?

とにかく低価格でbaserCMSサーバーを運用したいなら、シンVPSが2025年にリリースしたメモリ増強・高コスパプランである「大容量メモリ2GBプラン」が最安値。

通常のシンVPSの2GBプランよりもコア数とストレージ容量を減らし、メモリにコストを振ったプランなので、まさにbaserCMSに最適。プランアップグレードもできるため、長く使うことができます。

ただし、シンVPSは最低利用期間が3ヶ月なので、とりあえずのお試しや、短期間での利用を考えている方には向きません。

メリット・デメリット

メリット
  • 最新のAMDサーバーで競合比4.9倍の性能
  • 比較プランで最安値
デメリット
  • 最低利用期間が3ヶ月

このガイドで紹介したVPS

  • ConoHa VPSのイメージ

    ConoHa VPS

    「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。

    もっと詳しく公式サイト

  • シンVPSのイメージ

    シンVPS

    国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「シンVPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。

    もっと詳しく公式サイト

  • XServer VPSのイメージ

    XServer VPS

    国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。

    もっと詳しく公式サイト