Xserver VPSの特徴
最新のAMD EPYCシリーズCPUを搭載
競合他社のVPSサーバーは、少し古い世代のIntel製サーバーCPUを搭載していることがほとんどですが、Xserver VPSはAMD社の最新サーバー用CPUEPYCシリーズを搭載。当然ですが、CPUは世代が新しいほど処理能力が高く、エックスサーバーは「競合他社VPSよりも最大4.9倍処理能力が速い」としています。
サーバーの能力はCPUだけで決まるものではないですが、同じvCPUコア数であれば、1コアあたりの処理能力が高い方が処理は速くなるため、理論上は、競合他社よりも低いプランでも同等の処理能力が得られることになります。
インターネット通信回線は10Gbps共有回線
さらに、Xserver VPSはバックエンドのインターネット通信回線は10Gbps共有回線。
低価格帯のVPSでは100Mbps回線がほとんどなので、この点でもXserver VPSは高速です。
現在のVPSサービスに欲しい機能がほぼ入っている
かつては「専用サーバーのように使える」というのがVPSのメリットでしたが、現在では、サーバー環境の簡易インストールやバックアップ、プラン変更、サーバー操作に二段階認証アプリを導入など、クラウドに近い様々な機能が登場しています。
Xserver VPSは後発のサービスということもあり、それらの機能をほぼ網羅しています。
ただ、VPSサーバー同士を内部ネットワークで連携させる機能がないため、低価格プランのサーバーを複数契約して、クラスタを組んだりすることは現状出来ません。
長期契約をしないでも十分安い
VPSサーバーやレンタルサーバーでは、1年や2年などの長期契約をする(料金を一括前払いする)ことで、一ヶ月あたりの料金が安くなる仕組みが定番で、Xserver VPSにも長期契約割引はありますが、長期契約をしない、単月契約でも十分に安いのがXserver VPSの特徴の一つ。
各プランの料金は競合サービスの長期利用割引適用時と同等か少し高いくらい。VPSを収容する物理サーバーのスペックが非常に高いことを考えると、コスパはむしろ良いと言えるでしょう。
また、Xserver VPSはキャッシュバックなどの割引キャンペーンを実施することがあるので、そうしたキャンペーンを利用して長期利用契約をすれば、競合よりも圧倒的に安く、コスパが高いVPSをレンタル可能です。
料金プランと選び方ガイド
Xserver VPSの料金プランは、VPSではエントリープランに当たる2GBプランからスタート。価格は同等スペックの標準的な価格になっていますが、処理性能が4倍以上あるということを考えると、少し下のプランでも運用が可能なため、従来のVPSとはプランの選び方が少し違います。
2GB
- 月額
- 831円〜
- 初期費用
- 無料
- 最低利用期間
- 1ヶ月
- vCPU
- 3コア
- メモリ
- 2GB
- SSD
- 50GB
- 月間転送量
- 無制限
4GB
- 月額
- 1,700円〜
- 初期費用
- 無料
- 最低利用期間
- 1ヶ月
- vCPU
- 4コア
- メモリ
- 4GB
- SSD
- 100GB
- 月間転送量
- 無制限
8GB
- 月額
- 3,201円〜
- 初期費用
- 無料
- 最低利用期間
- 1ヶ月
- vCPU
- 6コア
- メモリ
- 8GB
- SSD
- 100GB
- 月間転送量
- 無制限
16GB
- 月額
- 7,200円〜
- 初期費用
- 無料
- 最低利用期間
- 1ヶ月
- vCPU
- 8コア
- メモリ
- 16GB
- SSD
- 100GB
- 月間転送量
- 無制限
32GB
- 月額
- 18,500円〜
- 初期費用
- 無料
- 最低利用期間
- 1ヶ月
- vCPU
- 12コア
- メモリ
- 32GB
- SSD
- 100GB
- 月間転送量
- 無制限
64GB
- 月額
- 38,000円〜
- 初期費用
- 無料
- 最低利用期間
- 1ヶ月
- vCPU
- 24コア
- メモリ
- 64GB
- SSD
- 100GB
- 月間転送量
- 無制限
Xserver VPSの支払い方法
各支払い方法の請求タイミングや請求タームなどはサービスごとに異なります。契約前に、必ず公式サイトでチェックしてください。
直接払い
使った分のサーバー費用を、都度、直接支払う、ベーシックな支払い方法
- クレジットカード
- 銀行振込
- ペイジー
- コンビニ払い
- ペイジー
Xserver VPSが提供するOS・アプリケーションイメージ
OS
- CentOS
- Ubuntu
- Rocky Linux
- AlmaLinux
- Debian
- Oracle Linux
- Arch Linux
- Fedora
- openSUSE Leap
アプリケーション
- ArchiveBox
- baserCMS
- Cacti Nagios
- Concrete CMS
- Django
- Docker
- Dokku
- Drupal
- GitLab
- Jenkins
- Jitsi Meet
- Joomla
- LAMP(PHP)
- Laravel
- LEMP(PHP)
- Mastodon
- Matomo
- Mattermost
- MediaWiki
- Metabase
- MongoDB
- Nextcloud
- Node.js
- Prometheus
- Redis
- Redmine
- Ruby on Rails
- Webmin
- WordPress
- Zabbix
- Misskey
- Strapi
- OpenVPN
ゲームサーバー
- ARK:Survival Evolved
- Assetto Corsa
- CS:GO
- Factorio
- Minecraft JAVA版
- Minecraft 統合版
- Rust
- Team Fortress 2
- テラリア
- Valheim
- 7 Days to Die
- Arma 3
- Minecraft Forge
- Project Zomboid
- Unturned
- Minecraft Spigot
- Minecraft Paper
AIサーバー
- Auto-GPT
- BabyAGI UI
- GPT Engineer
- StableStudio
- SuperAGI
リモートデスクトップ
- Ubuntuデスクトップ(GNOME)
- Ubuntuデスクトップ(LXDE)
Xserver VPSのよくある質問
Xserver VPSにAPIはある?
2023年8月現在、Xserver VPSにAPIはありません。
Xserver VPSに無料・お試し期間はある?
2023年8月現在、Xserver VPSに無料・お試し期間はありません。
実質無料お試しになるキャンペーンやクーポンが実施される可能性はあります。
参考: https://vps.xserver.ne.jp/support/faq/contract_new_trial.php
Xserver VPSに最低利用期間はある?
Xserver VPSは月額課金のみの料金設定となっているため、最低利用期間は1ヶ月です。
Xserver VPSにバックアップ(スナップショット)機能はある?
Xserver VPSには「イメージ保存」という機能があり、サーバーをそのままイメージとして保存可能で、これが実質的にバックアップ機能(スナップショット)になります。
「イメージ保存」は50GBまでは無料で利用でき、オプションで「イメージ保存容量追加」を購入することで保存容量を拡張することも可能です。
ただし、Xserver VPSには自動バックアップ機能はありません。
Xserver VPSとXserver for Gameの違いは?
Xserver for GameはXserver VPSをゲーム用途に最適化したサービスなので、サーバー自体は同じと思われます。Xserver for Gameで利用可能なゲームサーバーイメージはXserver VPSでも利用可能なため、どちらでゲームサーバーを立ち上げても基本的には同じです。
ただし、Xserver for Gameには「Minecraft簡単移行」機能があるため、Minecraftサーバーを既存のゲームサーバーから移行する場合は、Xserver for Gameを使うと簡単です。
料金プランも両者で同じですが、キャンペーンなどで料金が違うことがあるため、契約前にはより安い方で契約するのがオススメです。
Xserver VPSとシン・VPSは何が違う?
Xserver VPSとシン・VPSプラン構成と各プランのストレージ容量、プラン変更の対応、最低利用期間などが異なります。
Xserver VPSは2GBプランからスタートして64GBプランまで、シン・VPSは512MBプランからスタートして32GBプランまで、ストレージはシン・VPSの方が大幅に多く付与されます。
プラン変更の対応と最低利用期間については、Xserver VPSが最低利用期間一ヶ月でプランのアップグレード、ダウングレードに対応する一方で、シン・VPSは最低利用期間3ヶ月でプランのアップグレードのみに対応します。
Xserver VPSは他社より4倍以上高速なら下位プランでも他社より高速?
Xserver VPSの言う「他社より4倍以上高速」はCPUの処理速度をベンチマークした結果になるので、CPU処理だけで見れば高速です。
ただし、VPSでサイトを運用する際にCPU性能だけでなくメモリ容量やネットワーク速度も重要になるため、必ずしもXserver VPSの下位プランが他社VPSよりも高速とは限りません。
Xserver VPSにはストレージ増設オプションがある?
Xserver VPSは月額2,750円でストレージを200GB増設できます。200GB以上追加することはできないため、大容量ストレージを使いたいなら、姉妹サービスのシン・VPSを使うのがベストです。
Xserver VPSの過去のキャンペーン・クーポン
- キャンペーン
Xserver VPS初回の利用料金が最大30%オフ
新規契約有効期限:2023.11.20まで
このキャンペーンは終了しています
- キャンペーン
Xserver VPS12ヶ月以上の契約で利用料金の最大35%をキャッシュバック
新規契約有効期限:2023.10.23まで
このキャンペーンは終了しています
- キャンペーン
Xserver VPS初回の利用料金が最大30%オフ
新規契約既存ユーザーOK有効期限:2023.9.25まで
このキャンペーンは終了しています
- キャンペーン
Xserver VPS実質40%オフ!初回の利用料金キャッシュバックキャンペーン
新規契約有効期限:2023.8.31まで
このキャンペーンは終了しています