Dockerがすぐに始められるサーバーまとめ
UbuntuやCentOSに自分でDockerをインストールしなくても、テンプレートイメージから一発でDocker環境を作成できる「すぐにDockerが始められるサーバー」をまとめました。
VPS
テンプレートからVPSを起動すればすぐにDockerが使えるので非常に便利です。
ConoHa VPS
クラウドのように使えることで人気のConoHa VPSにはDockerのテンプレートイメージが提供されています。
ConoHa VPSはAPIも提供しているので、APIと絡めてコンテナクラスタを組むことも可能です。
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
XServer VPS
レンタルサーバーでは人気No.1でありながら、2022年とやや遅れてVPS事業に参戦したXServer VPS。UbuntuベースのDockerイメージを配布しているため、簡単にVPSでDockerを始めることが出来ます。
月額料金も2GBメモリで1,150円からと競合VPSと比較しても比較て安価です。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
シンVPS
XServer VPSの姉妹サービスとしてリリースされたVPSサービス「シンVPS」もDockerイメージを提供しています。XServer VPSよりもストレージ容量が多く、512MBプランなどの下位プランが充実しているという違いがあります。
通常プランは、ストレージ容量が多いスペック設定で、ストレージを多く使う使い方や、複数のDockerイメージを使い分けるケースなどに最適。
一方で、2025年にリリースされた「大容量メモリプラン」は、通常のvCPUコア数に対してメモリ容量を大幅に増強したプランで、Webサーバーなどメモリ消費が多い使い方の場合は、コスパは国内VPSでNo.1クラスです。
KAGOYA CLOUD VPS
レンタルサーバーから専用サーバーまで、幅広くサーバー事業を展開する国内企業カゴヤが運営するVPSサービスがKAGOYA CLOUD VPS。こちらもDockerのアプリケーションイメージを提供しています。
こちらも2025年2月にサービス大幅リニューアルが実施され、単月契約で国内同等スペックVPSと比較して最安値クラス。さらに、リニューアル前にはなかった「年間契約」が導入されて、実質月額を抑えることも可能に。
国内有数のハイコスパVPSに生まれ変わっています。
国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。
Digital Ocean
海外VPSとしては日本でも定番のDigital Oceanにも、Dockerのテンプレートイメージが用意されています。
テンプレートからの仮想マシン作成では、早ければ1分ほどで起動して、コンテナデプロイをスタートできるので、クラウドサーバーと同等の使い勝手です。
下記のリンクから登録すると60日間使える100ドル分のクレジットがもらえるので、まだ登録していない方はお試しで使ってみるのも良いでしょう。
VPSやSaaS、クラウドストレージ、マネージドDBなど手がけるDigitalOceanのVPSサービス。有料無料の複数サービスを組み合わせることで、VPSでありながらクラウドと同等の使い勝手を得ることが出来ます。
Vultr
格安VPSサーバーとしても人気のVultr。Dockerのテンプレートイメージが提供されていますのでサクッとDocker環境が構築できます。
ただし、最安値の2.5ドルプランの場合、IPv6のみになるためDockerのインストールができても、DockerHubからイメージの取得ができません。
2.5ドルプランを利用する場合は、別にオリジナルのレジストリを構築する必要があるでしょう。
Vultrも新規ユーザー向けのクレジットプレゼントをしています。下記のリンクから新規登録すると、100ドル分のクレジットがもらえます。
クラウドサーバー
Google Compute Engine
Google Cloud Platformの仮想マシンサービス・Google Compute Engine(GCE)は、独自のコンテナ専用OS「Google Container-Optimized OS」が提供されています。
かつてはCoreOSも提供されていましたが、現在はContainer-Optimized OSに統合されています。
コンテナ環境という意味では、Google Container Engineもあるので、クラウドでDockerを使うならベストチョイスはGCPと言えます。
さくらのクラウド
Docker専用OSであるCoreOSのイメージが提供されています。
日本ベンダーということで安心感がある一方、同じさくらのVPSと比べると割高ではあるので、どちらを使うか悩みどころでしょう。
Dockerがすぐに始められるサーバーを見てきました。
意外ですが、AWSのEC2やMicrosoft Azure Linux Virtual MachinesにはDockerテンプレートイメージはないようでした。
Dockerは一度慣れてしまうと、本番サーバーでも使いたくなるので、気楽にDockerが使える環境を探している方は、試してみてください。
この記事で紹介したサーバーサービス
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
VPSやSaaS、クラウドストレージ、マネージドDBなど手がけるDigitalOceanのVPSサービス。有料無料の複数サービスを組み合わせることで、VPSでありながらクラウドと同等の使い勝手を得ることが出来ます。
国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
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