Dockerがすぐに始められるサーバーまとめ
更新日: 2023.11.28公開日: 2020.10.2
UbuntuやCentOSに自分でDockerをインストールしなくても、テンプレートイメージから一発でDocker環境を作成できる「すぐにDockerが始められるサーバー」をまとめました。
VPS
テンプレートからVPSを起動すればすぐにDockerが使えるので非常に便利です。
ConoHa VPS
クラウドのように使えることで人気のConoHa VPSにはDockerのテンプレートイメージが提供されています。
ConoHa VPSはAPIも提供しているので、APIと絡めてコンテナクラスタを組むことも可能です。
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
XServer VPS
レンタルサーバーでは人気No.1でありながら、2022年の遅れてVPS事業に参戦したXServer VPS。UbuntuベースのDockerイメージを配布しているため、簡単にVPSでDockerを始めることが出来ます。
月額料金も2GBメモリで1,150円からと競合VPSと比較しても比較て安価です。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
シンVPS
XServer VPSの姉妹サービスとしてリリースされたVPSサービス「シンVPS」もDockerイメージを提供しています。XServer VPSよりもストレージ容量が多く、512MBプランなどの下位プランが充実しているという違いがあります。
ストレージ容量が多いため、ストレージを多く使う使い方や、複数のDockerイメージを使い分けるケースなどに最適なVPSです。
KAGOYA CLOUD VPS
レンタルサーバーから専用サーバーまで、幅広くサーバー事業を展開する国内企業カゴヤが運営するVPSサービスがKAGOYA CLOUD VPS。こちらもDockerのアプリケーションイメージを提供しています。
最安値の1GBプランは月額550円とほぼワンコインで使えて、スケールアップに対応していたり、ローカルネットワークの構築が出来たりと、名前の通りクラウドに近い使い方が出来る点を考えたら驚異的なコスパ。
長期利用割引も含めて料金比較を安くはないですが、実は「単月料金」で比較をすると、プランによっては国内VPSでも最安値クラスに安いVPSです。
国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。
Digital Ocean
海外VPSとしては日本でも定番のDigital Oceanにも、Dockerのテンプレートイメージが用意されています。
テンプレートからの仮想マシン作成では、早ければ1分ほどで起動して、コンテナデプロイをスタートできるので、クラウドサーバーと同等の使い勝手です。
下記のリンクから登録すると60日間使える100ドル分のクレジットがもらえるので、まだ登録していない方はお試しで使ってみるのも良いでしょう。
VPSやSaaS、クラウドストレージ、マネージドDBなど手がけるDigitalOceanのVPSサービス。有料無料の複数サービスを組み合わせることで、VPSでありながらクラウドと同等の使い勝手を得ることが出来ます。
Vultr
格安VPSサーバーとしても人気のVultr。Dockerのテンプレートイメージが提供されていますのでサクッとDocker環境が構築できます。
ただし、最安値の2.5ドルプランの場合、IPv6のみになるためDockerのインストールができても、DockerHubからイメージの取得ができません。
2.5ドルプランを利用する場合は、別にオリジナルのレジストリを構築する必要があるでしょう。
Vultrも新規ユーザー向けのクレジットプレゼントをしています。下記のリンクから新規登録すると、100ドル分のクレジットがもらえます。
クラウドサーバー
Google Compute Engine
Google Cloud Platformの仮想マシンサービス・Google Compute Engine(GCE)は、独自のコンテナ専用OS「Google Container-Optimized OS」が提供されています。
かつてはCoreOSも提供されていましたが、現在はContainer-Optimized OSに統合されています。
コンテナ環境という意味では、Google Container Engineもあるので、クラウドでDockerを使うならベストチョイスはGCPと言えます。
さくらのクラウド
Docker専用OSであるCoreOSのイメージが提供されています。
日本ベンダーということで安心感がある一方、同じさくらのVPSと比べると割高ではあるので、どちらを使うか悩みどころでしょう。
Dockerがすぐに始められるサーバーを見てきました。
意外ですが、AWSのEC2やMicrosoft Azure Linux Virtual MachinesにはDockerテンプレートイメージはないようでした。
Dockerは一度慣れてしまうと、本番サーバーでも使いたくなるので、気楽にDockerが使える環境を探している方は、試してみてください。
この記事で紹介したサーバーサービス
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
VPSやSaaS、クラウドストレージ、マネージドDBなど手がけるDigitalOceanのVPSサービス。有料無料の複数サービスを組み合わせることで、VPSでありながらクラウドと同等の使い勝手を得ることが出来ます。
国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
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