【2024年版】VPSの勉強に!「512MBメモリ」のVPSサービスを徹底比較!ベストはこれだ!
VPS初心者が勉強するのに最適な「512MBメモリ」のVPSサービスを、2024年版の最新情報をもとに、コスト、性能、機能など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
更新日: 2024.9.17公開日: 2023.11.16
目次
「512MBメモリ」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「512MBメモリ」ってどんなスペック?
「512MBメモリ」というのは、物理サーバーが搭載している合計物理メモリ(RAM)のうち、契約するVPSに割り振られるメモリ容量が「512MB」という意味です。
VPSサーバーの処理能力は割り当てられるvCPUのコア数で決まりますが、メモリに関しては「処理できる量」に影響します。例えば、同じvCPUコア数なら、512MBメモリのVPSサーバーよりも2GBメモリのVPSサーバーの方が多くの処理が可能です。
コンピューターのメモリでいえば、最近のPCは最低でも4GB、スマホはハイエンドモデルなら8GB以上のメモリを搭載していることも多く、512MBメモリというのは「サーバーがギリギリ動かせる最低容量」。
多くのLinux OSが、起動するだけで300MB近くメモリを消費するため、アプリケーションなどに付与できるメモリ容量はほとんどありません。
実際にはSWAP設定をして仮想メモリを増やして使うことになりますが、アクセスが増えると使用メモリが倍々で増えていくWebサーバーなどには不向きなスペックで、VPS初心者の方がLinuxコンソールに慣れるためのプランと言っても過言ではありません。
「512MBメモリ」のVPSの比較ポイント
- 単月契約の料金
長期契約ではなく、単月のプラン料金が安いか?
- 最低利用期間
最低スペックなだけに、常時使うというよりもスポット利用することが多くなるため、最低利用期間は短い方が安心です
- プランアップグレードの可否
一度契約したプランをアップグレード可能か?
「512MBメモリ」のVPSは、そのままVPSで何かをするにはかなり厳しいスペックになるため、
- 単月契約で安い
- 最低利用期間はなるべく短い
- プランのアップグレードができる
という3点はマストです。VPSの操作やコンソールに慣れて、実際にWebサイトをホストしたり、バッチを動かしたり、OSSアプリケーションを動作させるとなると、確実にアップグレードが必要になります。
また、「とりあえずLinuxコンソールに慣れる」という使い方なら、時間課金があるVPSサービスを使うと、よりコストを抑えてVPSの勉強をすることができますし、コンソールだけならさくらインターネットの無料のクラウドシェルサービスを使うと無料で操作を体験できます。
ベスト「512MBメモリ」VPSサービス
バランスで選ぶならこのVPS
バランスがベストConoHa VPS 512MBプラン
なぜこのプランがベスト?
512MBメモリのVPSで最安値で、時間課金にも対応、最低利用期間の制限も短いと、バランスの取れたプランがConoHa VPSの512MBプラン。
プランアップグレードにも対応し、長期利用割引を後から適用することができる自由度も高さ、アップグレードプランの豊富さを考えると、初心者の方が長く使えるVPSになっています。
メリット・デメリット
- メリット
- 512MBプランで最安値
- 1時間単位の課金もあるため、手軽にお試しが出来る
- プランアップグレードにも対応
- デメリット
- 1時間課金時の値段が高くなる
処理性能が高くコスパが良いVPSはこれ
処理性能が高くハイコスパシンVPS 512MBプラン
なぜこのプランがベスト?
エックサーバー系のサーバー事業者シンクラウドが手掛ける「シンVPS」の最安値プランである512MBプランは、AMDのEPYC CPUを搭載したサーバーに収容しているため、競合の最大4倍以上の処理性能を誇ります。
実際に本サイトでもシンVPSから512MBプランの提供を受けてベンチマークをしましたが、競合VPSと比較して最大で4倍の数値が出ており、性能の高さが確認できています。
「4倍の処理能力」の実力は?シンVPSの最安値プランをベンチマーク比較
競合VPSの4コア・4GBプラン以上の処理性能があるケースもあり、ここで比較している他社VPSの512MBプランと比較する見た目の価格は上がってしまいますが、処理性能を考えたらコスパは非常に高いと言えます。
メリット・デメリット
- メリット
- 競合の4倍の処理性能
- 処理性能で考えるとコスパは高い
- デメリット
- 最低利用期間が3ヶ月
1GBメモリや2GBメモリのプランも比較しよう
512MBメモリのVPSは、最低限のスペックなため「VPSのプランなら最安値」と思いがちですが、VPSのプランは各社人気スペックを戦略的に安くする傾向があるため、実は512MBメモリのプランよりも1GBや2GBメモリのプランの方が安い、コスパが高いということがよくあります。
例えば、1GBメモリのプランは単月契約でも550円のVPSもあり、512MBプランの最安値と100円程度しか変わりません。2Gメモリのプランでも700円程度から使うことができます。
なるべくサーバー費用を下げたいという気持ちがあったとしても、100円、200円でメモリが数倍になるとサーバーとしての快適差は金額差以上にあるため、できれば、1GBメモリや2GBメモリのプランも比較してから512MBメモリのVPSを契約するようにしましょう。
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。