すべてのレンタルサーバーはJavaScriptが使える
公開日: 2022.4.25
Webサイトをリッチにしてくれるプログラミング言語・JavaScript。専用のサーバーが必要な気がしてしまいますが、実はすべてのレンタルサーバーでJavaScriptが使えます。その理由を解説します。
JavaScriptとは?
JavaScriptはプログラミング言語の一種で、主にWebページの表示に使われます。
Webページの表示に使われるため、「JavaScriptに対応するレンタルサーバーが必要」と思いがちですが、JavaScriptはサーバーではなくブラウザで実行するので、「全てのWebサーバーはJavaScriptを使える」と考えてOKです。
レンタルサーバーでJavaScriptはどうやって動く?
Webページにおいて、JavaScriptを実行するはサーバーではなくブラウザです。そのため、「ブラウザに適切にJavaScriptを読み込ませれば、問題なく動作する」というのが実態です。
プログラミングに詳しくない方はイメージがしづらいかもしれませんが、WebページでJavaScriptを使う際は、
- Webページ(HTML)をロードする(サーバー側の処理)
- ロードしたHTMLの中にJavaScriptを認識する(ブラウザ側の処理)
- JavaScriptのプログラミング内容に沿って処理する(ブラウザ側の処理)
という流れになります。上でもわかる通り、サーバー側が行っているのはあくまでJavaScriptというデータを送っているだけです。
ですから、Webサーバーとしての機能メインのレンタルサーバーで、JavaScriptが使えるのは当然のことなのです。
レンタルサーバーでJavaScriptを実行する方法
レンタルサーバーでホスティングをしているWebページでJavaScriptを実行させる方法としては、
- HTML内に記述する
- 外部ファイルとしてロードさせる
という二つの方法がありますが、どちらも一般的なレンタルサーバーで対処可能です。
どちらの方法を使うかはWebサイトの設計や規模によって違いますが、外部ファイルとしてロードさせるのが主流です。
例外はNode.js
JavaScriptはWebページで使われる言語でしたが、非ブラウザ環境でも実行できるようにしたNode.jsなどもあります。Node.jsはブラウザではなくサーバーサイドで実行するため、対応するサーバーが必要です。
Node.jsが動作するサーバーは、
- VPS
- サーバーレス
- 専用サーバー
がメインです。
どのサーバーもレンタルサーバーとは使い方が異なりますが、レンタルサーバーに近い使い方ができるのはサーバーレスでしょう。Node.jsの入門として使いやすいのもサーバーレスです。
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
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