【2024年版】VPSみたいな性能!「専用型」レンタルサーバーを徹底比較!ベストはこれだ!

【2024年版】VPSみたいな性能!「専用型」レンタルサーバーを徹底比較!ベストはこれだ!

レンタルサーバーなのに、VPSや専用サーバーと同様、サーバーリソースを占有することが出来る「専用型」レンタルサーバーを徹底比較!メリットとデメリット、選ぶ際のポイント、プランごとの比較を解説します。

更新日: 2024.1.23公開日: 2023.10.20

編集ノート: SERVERSUSでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

「専用型」レンタルサーバー プラン一覧

本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。

共有レンタルサーバー・プラン
比較ポイント
スペック
月額料金
開催中のキャンペーン
6コア8GB300GB
¥770 〜
初期費用: ¥0
  • リソース保証タイプで最安値
  • 圧倒的なコスパで人気No.1
6コア8GB300GB
¥990 〜
初期費用: ¥0
  • 仮想専用タイプのレンタルサーバーで最安値
  • メモリが4Gbと十分でコスパが高い
1コア4GB100GB
¥1,485 〜
初期費用: ¥0
8コア12GB400GB
¥1,540 〜
初期費用: ¥0
  • 「専用型」レンタルサーバーの入門用として最適
  • スペック的にはあまりコスパは良くない
2コア1GB300GB
¥1,815 〜
初期費用: ¥0
  • 8コア・12GBメモリのリソース保証タイプ
  • VPSをレンタルするよりコスパが良い
8コア12GB400GB
¥1,980 〜
初期費用: ¥0
10コア16GB500GB
¥3,080 〜
初期費用: ¥0
  • VPSのエントリーレベルのスペック
  • VPSと比較するとコスパは良くない
3コア2GB400GB
¥3,168 〜
初期費用: ¥0
  • エックスサーバーの最上位プラン
  • スペックあたりのコスパは高い
10コア16GB500GB
¥3,960 〜
初期費用: ¥0
  • 2コア・8GBメモリで実用的なスペック
  • 競合サービスの4GBプランより安価
2コア8GB300GB
¥4,950 〜
初期費用: ¥0
12コア20GB600GB
¥6,160 〜
初期費用: ¥0
  • ミドルグレードのスペック
  • VPSなら8コアプランが契約できる価格
4コア4GB500GB
¥6,336 〜
初期費用: ¥0
  • 4コア・16GBメモリとハイスペック
  • 初期費用がないため、コスパが高い
4コア16GB500GB
¥9,900 〜
初期費用: ¥0
  • 物理サーバーを専用化
  • 4コア・16GBメモリの専用サーバーとしては安価
4コア16GB1TB
¥16,335 〜
初期費用: ¥40,000
  • エックスサーバーの仮想専用タイプ
  • WAFなどビジネス向け機能が強い
12コア32GB1TB
¥19,800 〜
初期費用: ¥50,000
  • 物理サーバーを専用化
  • 8コア・16GBメモリの物理専用サーバーとして標準性能
8コア16GB1TB
¥25,740 〜
初期費用: ¥90,000
  • 物理専用タイプのエントリープラン
  • メモリが24GBと豊富
6コア24GB1TB
¥29,700 〜
初期費用: ¥200,000
  • 物理サーバーを専用化
  • 12コア・32GBメモリとハイスペックだが価格は高い
12コア32GB1TB
¥31,680 〜
初期費用: ¥120,000
  • 物理サーバー専用プランの最上位
  • 専用サーバーとしてみると価格は標準的
16コア32GB1TB
¥39,600 〜
初期費用: ¥150,000
  • 仮想専用タイプのミドルプラン
  • VPSの上位プランに匹敵するスペック
18コア64GB2TB
¥39,600 〜
初期費用: ¥50,000
  • 物理専用タイプの上位プラン
  • 初期費用が高額
16コア96GB2TB
¥55,000 〜
初期費用: ¥300,000
  • 物理専用タイプの上位プラン
  • ハイエンドプランにストレージを増強
16コア96GB4TB
¥60,500 〜
初期費用: ¥350,000
  • 仮想専用タイプの最上位プラン
  • 付与されるメモリが128GBと比較中最大
24コア128GB4TB
¥79,200 〜
初期費用: ¥50,000

「専用型」レンタルサーバーってどんなサーバー?

サーバーには、ユーザーが使えるサーバーリソースの割り振り方によって、

  1. リソース共有
  2. リソース専用

があります。

日本で「レンタルサーバー」と呼ばれるものは、「共有レンタルサーバー」でサーバーリソースを収容しているユーザーでシェアする(共有する)ことから「Shared Hosting Server」と呼ばれます。

一方で、サーバーリソース専用化するタイプのレンタルサーバーには、「リソース保証タイプ」「仮想専用タイプ」「物理専用タイプ」があります。

「リソース保証タイプ」は運営側がユーザーが使える最低リソースを保証しているタイプで、Xserverなどがこれにあたります。仮想専用タイプと似ていますが、設定があくまで下限である点が異なります。

「仮想専用タイプ」はアカウントごとにvCPUやメモリの使用可能なリソースを振り分けます。振り分けられたリソースは下限であり上限です。「Virtual Private Server(仮想専用サーバー)」と同じ方式ですが、共有レンタルサーバーとして運営側が管理しているという違いがあります。

「物理専用式」は、物理的に一台のサーバーを専用で契約するタイプで、同居する他のユーザーがいないためサーバーリソースを100%使うことが可能です。

本ガイドで紹介する「専用型」レンタルサーバーは、従来の共有レンタルサーバーと同じ使い勝手で、使えるサーバーリソースは「リソース保証式」「仮想専用式」もしくは「物理専用式」のいづれかで専用化しているレンタルサーバーです。

「専用型」レンタルサーバーのメリット

「専用型」レンタルサーバーのメリットは、

  1. サーバーリソースを占有することで高速・安定表示
  2. VPSなどと違って管理をしないで良い
  3. 他ユーザーの負荷に影響されない

という点があります。

まず大きいのが、サーバーリソースを専用化することで、サーバーの処理能力を十分に使えるため、収容しているサイトを高速表示させたり、大量アクセスでも安定表示できる点にあります。

次に大きなメリットが、VPSや専用サーバーと違って、サーバーのセットアップや保守管理を最低限にできること。これまでは「リソースを占有できるタイプのサーバーは = セットアップ・管理はユーザー」という状況だったため、サーバーの知識がないユーザーには敷居が高いという状況でしたが、「専用型」レンタルサーバーの登場によって、サーバー知識がなくても専用サーバーを運用できるようになります。

最後にあげた「他のユーザーの負荷状況に左右されない」という点は、最近ではレンタルサーバー運営側の管理が非常に優秀なため、そこまで体感するほどの弊害はありませんでしたが、懸念点がないというはメリットと言えます。

「専用型」レンタルサーバーのデメリット

「専用型」レンタルサーバーのデメリットは、

  1. VPSや専用サーバーほどの自由度がない
  2. VPSと比較するとコスパが悪い

という点です。

まず、VPSや専用サーバーとの大きな違いがサーバーの自由度。VPSや専用サーバーは、サーバーのセットアップは自分で行う必要がありますが、逆にサーバーができることならほとんどのことが出来るため自由度が非常に高いのが強みです。一方で、「専用型」レンタルサーバーはあくまで従来の共有レンタルサーバーのサーバーリソースを専用化しただけですので、自由は非常に低くなります。極端に言えば「リソース専用型のPHP + MySQLサーバー」といったイメージです。

また、「専用型」レンタルサーバーは価格面でもデメリットがあります。同等スペックのVPSと比較すると概ね倍くらいの価格設定がされているため、価格で見るとコスパが良くありません。管理コストを月額費用にあげていると考えれば、トントンくらいというイメージです。

「専用型」レンタルサーバーの比較ポイント

  1. 長期利用を含めた契約の料金

    長期利用も前提として、割引料金を含めた価格で比較をするべきでしょう

  2. メモリ単価

    1GBメモリあたりの単価

  3. 初期費用

    初期費用が大きいと全体のコスパに大きく影響する

  4. 専用方式

    規模が大きいほど物理専用がベスト

レンタルサーバーは、負荷に応じてプランを変更するという運用方式よりかは、「余裕のあるプランを選んで長期利用する」ことが多いため「専用型レンタルサーバー」でも同じ観点で、長期利用する際の料金で比較をするべきでしょう。

料金については、専用型レンタルサーバーはメモリ容量でプランを設定しているため、1GBあたりの料金で比較をするとコスパがわかりやすくなります。

また、専用方式も重要です。仮想専用であればVPSの利用も視野に入りますし、物理専用クラスの費用を出すなら、専門エンジニアに依頼をして物理専用サーバーをセットアップするほうがコスパが良い場合もあります。

ベスト「専用型」レンタルサーバー・サービス

初めての「専用型」レンタルサーバーならベスト

初めての「専用型」にベストXserver レンタルサーバー スタンダードプラン

公式サイト

Xserver レンタルサーバーのイメージ

公式サイト

キャンペーン

利用料金 最大30%OFF(有効期限:2024.5.1まで)

単月契約の料金
¥990
メモリ単価
¥123
初期費用
¥0
専用方式
リソース保証

なぜこのプランがベスト?

圧倒的なコスパで国内シェアNo.1のエックスサーバーのエントリープラン。エントリープランにもかかわらずリソースは6コア・8GBメモリを保証。このスペックでこの価格は破格と言えます。長期利用割引を使えば実質1,000円未満でレンタル可能なことも圧倒的に人気の理由でしょう。

プランのアップグレード・ダウングレードも可能(ダウングレードは契約期限月のみ)なため、一度契約したら長く使うことができます。

人気レンタルサーバーらしく、サーバー管理画面も使いやすく、設定にもかなりの柔軟性があるため、とりあえず迷ったらここからというレンタルサーバーです。

メリット・デメリット

メリット
  • 専用タイプの共有レンタルサーバーで圧倒的なコスパ
  • 6コア・8GBメモリで中規模サイトで高速表示
デメリット
  • 長期利用割引がやや少ない

「仮想専用タイプ」レンタルサーバーで始めるなら

仮想専用タイプでベストKAGOYA レンタルサーバー ライト 2コア/8GBプラン

公式サイト

KAGOYA レンタルサーバーのイメージ

公式サイト

単月契約の料金
¥4,950
メモリ単価
¥619
初期費用
¥0
専用方式
仮想専用

なぜこのプランがベスト?

バランスがベストな「仮想専用型」レンタルサーバーが「KAGOYA レンタルサーバー ライト 2コア/8GBプラン」。

仮想専用のため初期費用がかからず、vCPUは2コアと最低限ですがメモリが8GBと豊富なため、ある程度の規模サイトを安定運用可能です。価格はVPSで言えば8コア・8GBプランクラスのためやや高めの設定ですが、レンタルサーバーが必要なユーザーのほとんどをカバーできるバランスの良いプランになっています。

長期利用割引が10%ほどと少ないのがネックですが、競合と比較してコスパが高いため、そこまで気になりません。

メリット・デメリット

メリット
  • 中規模サイトまで視野に入るバランスの良いスペック
  • メモリ単価も安くコスパが高い
デメリット
  • 長期利用割引がやや少ない

vCPUコア重視で始めるならこの「専用型」レンタルサーバー

vCPUコア重視でバランスがベストConoHa WING Bizスタンダードプラン

公式サイト

ConoHa WINGのイメージ

公式サイト

キャンペーン

最大54%OFF スタート応援キャンペーン(有効期限:2024.5.7まで)

単月契約の料金
¥3,300
メモリ単価
¥1,650
初期費用
¥0
専用方式
仮想専用

なぜこのプランがベスト?

専用型のレンタルサーバーで先行しているのが「ConoHa Wing」。中でもミドルクラスの「Bizスタンダード・プラン(旧リザーブド 2Gプラン)」は、vCPU3コアにメモリ2GBとレンタルサーバーを使う一般ユーザーからすると十分すぎる性能で、重めのDB処理をする場合などに有効なスペック。

大量のアクセスをとにかく捌くのであればメモリ不足が懸念されますが、それ以外であれば十分なスペックでしょう。

メリット・デメリット

メリット
  • vCPUコア数が3コアと多い
  • 一般的なWebサイトで実用的なスペック
デメリット
  • メモリ単価がやや高い

初めての「物理専用型」ならこのレンタルサーバー

初めての「物理専用型」でベストKAGOYA レンタルサーバー ベーシック 4コア/16GBプラン

公式サイト

KAGOYA レンタルサーバーのイメージ

公式サイト

単月契約の料金
¥16,335
メモリ単価
¥1,122
初期費用
¥44,000
専用方式
物理専用

なぜこのプランがベスト?

リニューアルで物理専用タイプがラインアップされた「KAGOYA レンタルサーバー」の専用タイプのエントリープラン。一般的なレンタルサーバーとして考えると高価ですが、物理専用サーバーとして考えるとリーズナブル。

レンタルサーバー的な使い方しかしないけど、他のユーザーの影響を受けたくないというユーザーに最適です。

メリット・デメリット

メリット
  • 物理専用式レンタルサーバーで最安値
  • 一般的なWebサイトで実用的なスペック
デメリット
  • スペックで比較するとややコスパが悪い

このガイドで紹介した共有レンタルサーバー

  • ConoHa WINGのイメージ

    ConoHa WING

    人気VPSサービス「Conoha VPS」から登場した共有レンタルサーバーサービス。これまでの共有レンタルサーバーの常識を覆す、「時間単位レンタル」や「vCPU・メモリのリザーブド」など、他の共有レンタルサーバーにはないサービスが特徴です。

    もっと詳しく公式サイト

  • KAGOYA レンタルサーバーのイメージ

    KAGOYA レンタルサーバー

    KAGOYA JAPANが運営する共有レンタルサーバー。2023年に大幅リニューアルをし、VPSに近い「専用レンタルサーバー」として生まれ変わっています。

    もっと詳しく公式サイト

  • Xserver Businessのイメージ

    Xserver Business

    国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーの法人向けレンタルサーバーが「Xserver Business」。大規模なアクセスがある法人向けに、「共有型」「仮想専有型」「物理専有型」の3つのタイプを用意をした本格的なレンタルサーバーです。

    もっと詳しく公式サイト

  • Xserver レンタルサーバーのイメージ

    Xserver レンタルサーバー

    国内人気レンタルサーバー「Xserver レンタルサーバー」。サーバー・リソースを保証することで非常に高速な動作を実現しつつ低価格でコスパが高いことから人気です。

    もっと詳しく公式サイト