【2025年版】「192GBメモリ」のVPSサービスを徹底比較!ベストはこれだ!
物理専用やクラウドでも上位クラスになる「192GBメモリ」のVPSサービスを、2025年版の最新情報をもとに、コスト、性能、拡張性など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
目次
「192GBメモリ」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「192GBメモリ」ってどんなスペック?
VPSで192GBメモリのプランは、一部のVPSサービスだけで提供している、まさに最上位グレードのプラン。多くのVPSサービスは最上位プランを64GBメモリ、もしくは128GBメモリのプランに設定しているため、192GBメモリのプランを採用するサービスはごく一部です。
この規模のサーバーが必要になる場合は、かなりの大規模サービスを運営・運用していることがほとんどで、現在ではクラウドを利用するケースが多くなっていますが、VPSでもこの規模のサーバーが利用できるようになったというのは、クラウドからの移転の選択肢としては大きな動きといえます。
「192GBメモリ」のVPSの比較ポイント
- 単月契約の料金
需要に合わせてカスタマイズすることが多いため、料金はまず単月で考えるのがベスト
- 回線速度
大規模アクセスに耐え得る回線速度があるか
「192GBメモリ」のVPSは、単体で大規模サービスを運用するスペックを持ったVPSです。
その分、月額料金が高額になりますし、本当に単体で192GBメモリが必要なのか、クラウドから移転しても問題ないかなど、調整をしつつ運用することになるため、まずは単月契約で運用をしてサーバー構成の見直しをしつつ調整するのが一般的です。
予算的には物理専用サーバーを借りることができる規模になりますが、VPSの場合は初期費用がかからないことが多く、料金面でもクラウドと比較しても安いため実はコスパは悪くありません。
ただ、いくらメモリが多く、レスポンスを高速化しても、回線速度がボトムネックになっては意味がありません。その意味では、回線速度も重要になります。
ベスト「192GBメモリ」VPSサービス
国内VPSで唯一の192GBプラン
最安値かつ最強スペックXServer VPS ビジネス・192GBプラン
なぜこのプランがベスト?
国内VPSで唯一の192GBプランを提供するのがXServer VPS。ストレージ容量も3TBと十分で、回線速度も10Gbps共用回線を上限なしで利用可能。ビジネスプランなので、SLAが付与されていて、ビジネスで使う場合でも安心です。
デメリットとしては、vCPUのコア数が32コアとメモリ容量の割に少ない点。競合VPSでは128GBプランに対して40コアを付与するケースもあるため、やや弱く感じます。
また、XServer VPSはプランダウングレードができない点にも注意が必要です。
メリット・デメリット
- メリット
- メモリだけでなくストレージも3TBと大容量
- このスペックで初期費用が無料
- デメリット
- vCPUが32コアとメモリの割に少ない
- プランダウングレードができない
このガイドで紹介したVPS
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
メモリ容量から選ぶ
VPSのメモリ容量は、使い方によってはvCPUコア数よりも重要なスペックです。用途によって必要なメモリ容量が異なり、メモリ容量が大きいほどVPSサーバーが高速動作させることも可能になります。
- 1GBVPSスペックの最低条件が1GBメモリ。OSで半分くらいの容量を使ってしまうためギリギリですが、工夫次第でWebサーバーの運用も可能なスペックです。
- 2GBVPSのエントリープランのボリュームゾーンが2GBメモリ。これにvCPUコア数をどうするかで、価格や性能が変わってきます。
- 4GBVPSのエントリープランよりもやや多めのメモリが4GB。このクラスになると大抵のWebサイトは安定して高速表示が可能になります。
- 8GB大規模な処理でなければ大抵のことがストレスなく出来るのが8GBメモリのVPS。コストもそこまで高くなく、高い処理能力なのに比較的手軽にレンタル出来るのが特徴。
- 12GB8GBメモリのVPSをメモリ容量だけ1.5倍にさせた、メモリが重要なWebサーバーに最適なプラン。コストパフォーマンスに優れていて、レンタルサーバーからの引っ越しにも最適。
- 16GB構成によっては大規模なサイトの収容も可能な16GBメモリのVPS。月額1万円未満で運用することも可能で、クラウドと比較して圧倒的なコスパを誇ります。
- 24GB大規模サイトも高速表示可能な24GBメモリのVPS。クラウドでは高額になりがちなハイメモリプランですが、VPSなら高コスパで運用可能。
- 32GB大規模サイトのホスティングも可能ながら、一般利用でも手が届く料金が魅力的な32GBメモリのVPS。各社のプランに特色があるため、使い方次第で最適なプランが変わってきます。
- 48GB豊富なメモリを活用して、比較的ローコストで大規模サイトの高速ホスティングも可能な48GBメモリのVPS。64GBプランほどコア数が不要な場合に最適。
- 64GB業務用の大規模サービス用途にも使える64GBメモリのVPS。同じメモリ容量でもコア数や料金プランに各社の特色があるため、最適なプラン選びが重要です。
- 96GB業務用レベルの64GBプランのメモリを増強したプラン。メモリ重視の大規模用途に最適なプランで、クラウドからの移転にも最適です。
- 128GB単体VPSとしては最高クラスのスペックとなる128GBメモリのVPS。料金が高額なプランとなるため、慎重にサービスやプランを選ぶ必要があります。
- 192GB一部のVPSプロバイダーで提供されている、192GBメモリのVPS。クラウドでしか展開できなかった大規模なWebサービスやデータベース用途に最適なプランです。
vCPUコア数から選ぶ
VPSの性能指標の一つであるvCPUコア数は、サーバーにどれくらいの処理能力があるかを決めり、コア数ごとに使用用途も変わるため、最適なコア数を選ぶのが重要です。
- 1コア初めてのVPSに最適なVPSスペックが「1コア」。実際にVPSでwebサーバーなどを運用するというよりかは、とにかく安いので試しに使ってみるのに最適。
- 2コア中小規模のWebサイトなら安定運用が可能な、エントリークラスの実用的なスペックが2コア。価格も手頃でVPS初心者にも扱いやすいスペックです。
- 3コアVPSサービスの主戦場でもある人気のプランが3コア。単体で、複数台でと、いろんな使い方で高速サーバー運用が可能なスペックです。
- 4コア中規模以上のサイトを高速表示が可能な4コアのVPS。単体でも使いやすく、下位プラント組み合わせて複数台での運用も実用的です。
- 5コアVPSサービスでは採用されることが希少な5コア。ちょっと性能が欲しい時に最適ですが、コスパがあまり良くないというデメリットも。
- 6コア中規模以上のサイトでも安定して高速表示できる実用的なスペックが6コアのVPS。バッチサーバーや自社クラウドストレージなど用途も広がってきます。
- 8コア構成によっては大規模サイトの収容も視野に入るのが8コアのVPS。選び方、契約の仕方次第で月額1万円未満で利用できるのが魅力です。
- 10コア大規模サイトの運用も可能ながら、安いプランなら1万円台から利用可能な10コアのVPS。選択肢は少ないですが、規模の割にコスパが高めなスペックです。