【2025年版】「96GBメモリ」のVPSサービスを徹底比較!ベストはこれだ!
「96GBメモリ」のVPSサービスを、2025年版の最新情報をもとに、コスト、性能、拡張性など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
目次
「96GBメモリ」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「96GBメモリ」ってどんなスペック?
96GBメモリVPSは、24コア・64GBメモリプランのメモリを1.5倍に増強したプランとして、2025年頃から出てきた比較的新しいプラン。メモリが増強されているため、Webサーバーなどメモリを大量消費するサーバー用途に最適なプランです。
メモリ容量が多いため、同じコア数のプランよりもコスパは高いですが、CPU処理が重量な使い方の場合は、必ずしも有用なプランと言えません。
「96GBメモリ」のVPSの比較ポイント
- 単月契約の料金
需要に合わせてカスタマイズすることが多いため、料金はまず単月で考えるのがベスト
- 拡張性
単体VPSだけでなく、ロードバランサーや複数台構成に対応しているかも重要です
- 回線速度
大規模アクセスに耐え得る回線速度があるか
「96GBメモリ」のVPSは、単体で大規模サイトを高速表示出来る性能を持ったVPSです。その分、月額料金が高額になるため、まずは単月契約で運用をしてサーバー構成の見直しをしつつ調整するのが一般的です。
VPSサービス自体の「拡張性」も選ぶ際の重要ポイントになり得ます。
この規模のサーバーが必要なWebサイトやサービスの場合、機能ごとにサーバーを分けるもの重要となるため、どのようにサーバーを組むのか、「最終的に、どのサービスでどういった構成が安いのか」をしっかりと比較するとコストダウンが見込めます。特に、メモリ増強プランである96GBプランは、コア数がメモリ容量の割に少ないため、処理性能重視の使い方の場合は、複数台構成の方が処理能力が高くなることもあります。
また、大規模アクセスがある場合はバックエンド回線の速度も重要。サーバーの性能が高くてもネットワークがボトムネックになってしまっては、サーバーの性能を活かしきれません。
ベスト「96GBメモリ」VPSサービス
最安値で選ぶならこのVPS
価格がベストXServer VPS 96GBプラン
なぜこのプランがベスト?
96GBメモリのVPSをいち早く導入したのが、VPSサービスとしては後発のXServer VPS。価格がが最安値という点と、また同じ96GBメモリのVPSの中では最大容量となる2.4TBのストレージが付与する点を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
デメリットとしては、ローカルネットワークに非対応なため、単一インスタンスでの運用が前提となる点、また時間課金に対応していないため、実際の処理速度やネットワーク速度のテストをするために、時間課金でコストを落とすことができない点があります。
メリット・デメリット
- メリット
- 比較プランで最安値
- 回線速度が国内最速レベルの共用10Gbps(100Mbps上限)
- デメリット
- ローカルネットワークに非対応
- 時間課金に非対応
クラウドからの移転ならこのVPS
拡張性がベストConoHa VPS 96GBプラン
なぜこのプランがベスト?
クラウドからの移転でコストダウンを狙っているのであれば、時間課金に対応し拡張性もクラウドに近いConoHa VPSの96GBプランがベスト。
回線速度も制限こそありますが、共用回線自体は非常に高速で、サービス自体の安定性にも定評があります。
ネックとしては、サービス調整費がある点ですが、新規インスタンスについてはキャンペーンで大幅な値引きができるため、クラスタ化してその都度お得なインスタンスを立ち上げれば、サービス調整費の分は吸収できるでしょう。
メリット・デメリット
- メリット
- 回線速度が国内最速レベルの共用50Gbps
- 時間課金に対応
- クラウドに近い拡張性
- デメリット
- サービス調整費がある
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
メモリ容量から選ぶ
VPSのメモリ容量は、使い方によってはvCPUコア数よりも重要なスペックです。用途によって必要なメモリ容量が異なり、メモリ容量が大きいほどVPSサーバーが高速動作させることも可能になります。
- 1GBVPSスペックの最低条件が1GBメモリ。OSで半分くらいの容量を使ってしまうためギリギリですが、工夫次第でWebサーバーの運用も可能なスペックです。
- 2GBVPSのエントリープランのボリュームゾーンが2GBメモリ。これにvCPUコア数をどうするかで、価格や性能が変わってきます。
- 4GBVPSのエントリープランよりもやや多めのメモリが4GB。このクラスになると大抵のWebサイトは安定して高速表示が可能になります。
- 8GB大規模な処理でなければ大抵のことがストレスなく出来るのが8GBメモリのVPS。コストもそこまで高くなく、高い処理能力なのに比較的手軽にレンタル出来るのが特徴。
- 12GB8GBメモリのVPSをメモリ容量だけ1.5倍にさせた、メモリが重要なWebサーバーに最適なプラン。コストパフォーマンスに優れていて、レンタルサーバーからの引っ越しにも最適。
- 16GB構成によっては大規模なサイトの収容も可能な16GBメモリのVPS。月額1万円未満で運用することも可能で、クラウドと比較して圧倒的なコスパを誇ります。
- 24GB大規模サイトも高速表示可能な24GBメモリのVPS。クラウドでは高額になりがちなハイメモリプランですが、VPSなら高コスパで運用可能。
- 32GB大規模サイトのホスティングも可能ながら、一般利用でも手が届く料金が魅力的な32GBメモリのVPS。各社のプランに特色があるため、使い方次第で最適なプランが変わってきます。
- 48GB豊富なメモリを活用して、比較的ローコストで大規模サイトの高速ホスティングも可能な48GBメモリのVPS。64GBプランほどコア数が不要な場合に最適。
- 64GB業務用の大規模サービス用途にも使える64GBメモリのVPS。同じメモリ容量でもコア数や料金プランに各社の特色があるため、最適なプラン選びが重要です。
- 96GB業務用レベルの64GBプランのメモリを増強したプラン。メモリ重視の大規模用途に最適なプランで、クラウドからの移転にも最適です。
- 128GB単体VPSとしては最高クラスのスペックとなる128GBメモリのVPS。料金が高額なプランとなるため、慎重にサービスやプランを選ぶ必要があります。
- 192GB一部のVPSプロバイダーで提供されている、192GBメモリのVPS。クラウドでしか展開できなかった大規模なWebサービスやデータベース用途に最適なプランです。
vCPUコア数から選ぶ
VPSの性能指標の一つであるvCPUコア数は、サーバーにどれくらいの処理能力があるかを決めり、コア数ごとに使用用途も変わるため、最適なコア数を選ぶのが重要です。
- 1コア初めてのVPSに最適なVPSスペックが「1コア」。実際にVPSでwebサーバーなどを運用するというよりかは、とにかく安いので試しに使ってみるのに最適。
- 2コア中小規模のWebサイトなら安定運用が可能な、エントリークラスの実用的なスペックが2コア。価格も手頃でVPS初心者にも扱いやすいスペックです。
- 3コアVPSサービスの主戦場でもある人気のプランが3コア。単体で、複数台でと、いろんな使い方で高速サーバー運用が可能なスペックです。
- 4コア中規模以上のサイトを高速表示が可能な4コアのVPS。単体でも使いやすく、下位プラント組み合わせて複数台での運用も実用的です。
- 5コアVPSサービスでは採用されることが希少な5コア。ちょっと性能が欲しい時に最適ですが、コスパがあまり良くないというデメリットも。
- 6コア中規模以上のサイトでも安定して高速表示できる実用的なスペックが6コアのVPS。バッチサーバーや自社クラウドストレージなど用途も広がってきます。
- 8コア構成によっては大規模サイトの収容も視野に入るのが8コアのVPS。選び方、契約の仕方次第で月額1万円未満で利用できるのが魅力です。
- 10コア大規模サイトの運用も可能ながら、安いプランなら1万円台から利用可能な10コアのVPS。選択肢は少ないですが、規模の割にコスパが高めなスペックです。