【2025年版】「12GBメモリ」のVPSサービスを徹底比較!ベストはこれだ!
最近新しく登場した「12GBメモリ」のVPSサービスを、2025年版の最新情報をもとに、コスト、性能、拡張性など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
目次
「12GBメモリ」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「12GBメモリ」ってどんなスペック?
「12GBメモリ」というのは、物理サーバーが搭載している合計物理メモリ(RAM)のうち、契約するVPSに割り振られるメモリ容量が「12GB」という意味です。VPSサーバーの処理能力は割り当てられるvCPUのコア数で決まりますが、メモリに関しては「処理できる量」に影響します。
従来、VPSのメモリ容量は2の倍数で構成されていましたが、最近ではvCPUコア数をそのままにメモリ容量を増量するケースが増えてきており、「12GBメモリ」VPSもその一つです。
Webサーバーの場合、処理速度に大きく影響するのはメモリで、12GBメモリのサーバーであれば、用途やサイトの構成にもよりますが、中規模のWebサイトでも高速表示ができるスペックです。
「12GBメモリ」のVPSの比較ポイント
- 長期契約を含む最安料金
12GBメモリのVPSは長期利用することもあるため、長期利用も含めた料金が安いVPSがベストです
- vCPUコア数
同じ12GBメモリのVPSなら、vCPUコア数が多い方が処理能力が高くなります
- 複数VPSサーバー構成
単体VPSだけでなく、ロードバランサーや複数台構成に対応しているかも重要です
「12GBメモリ」のVPSは、単体のVPSとしては十分なメモリを搭載していると言え、一つ上位の16GBプランや24GBプランよりも比較的手頃な値段でレンタルが可能なため、長期利用するケースも多いでしょう。そのため、長期利用も含めた料金で比較するのが良いでしょう。
また、同じ12GBメモリのVPSでも、プランによってプランによって付与されるvCPUコア数が異なる点は注意が必要です。VPSはコア数によって処理能力が異なり、なるべく多くのコア数が付与されているプランを選ぶ方がコスパがよくなります。
このクラスのVPSになると、プラン間のスペック・料金差が大きくなるため、単体VPSだけでなく、ロードバランサーや複数台構成に対応しているかも重要なポイントです。特に、ロードバランサーを使った複数VPS構成が可能なサービスは、拡張性が高く、将来的な負荷増加にも対応しやすくなります。
ベスト「12GBメモリ」VPSサービス
バランスで選ぶならこのVPS
バランスがベストConoHa VPS 12GBプラン
なぜこのプランがベスト?
2025年3月の大幅リニューアルで、メモリが1.5倍になったConoHa VPSの12GBプラン(旧8GBプラン)。6コア・8GBメモリで、ストレージは100GBと標準的ですが、価格が何よりも安い。通常時・更新時の価格も比較的安いですが、新規契約時のキャンペーン時はさらに安くなるのが○。
機能的にもローカルネットワークに対応するなど、クラウドに近いため、拡張性も高く、ロードバランサーを使った複数VPS構成も可能。
ネックとしてはGMOグループなため「サービス調整費がある」点で、隠れたコストアップのリスクがあります。
メリット・デメリット
- メリット
- キャンペーン時に長期利用契約で最安値クラス
- ローカルネットワークに対応
- デメリット
- サービス調整費がある
価格で選ぶならこのVPS
価格がベストXServer VPS 12GBプラン
なぜこのプランがベスト?
国内VPSの1.5倍メモリ競争のきっかけを作ったとも言える、XSerer VPSの12GBプラン(旧8GBプラン)。6コア・8GBメモリプランのメモリを増強したこのプランは、価格据え置きでメモリが1.5倍になる驚異的なコスパのプランです。
価格も競合プランの中で最安値で、コスパの高さは間違いなしです。
メリット・デメリット
- メリット
- 単月契約では比較プラン中で最安値
- 単体インスタンスなら間違いなくファーストチョイス
- デメリット
- ローカルネットワーク接続に非対応
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
サーバー管理ツール「Plesk」を搭載しサーバー管理がしやすいVPSサービス「クラウドVPS by GMO」。初期費用無料で、15日無料お試しが出来るなど、初めての方でも手軽にスタートできるVPSです。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
メモリ容量から選ぶ
VPSのメモリ容量は、使い方によってはvCPUコア数よりも重要なスペックです。用途によって必要なメモリ容量が異なり、メモリ容量が大きいほどVPSサーバーが高速動作させることも可能になります。
- 1GBVPSスペックの最低条件が1GBメモリ。OSで半分くらいの容量を使ってしまうためギリギリですが、工夫次第でWebサーバーの運用も可能なスペックです。
- 2GBVPSのエントリープランのボリュームゾーンが2GBメモリ。これにvCPUコア数をどうするかで、価格や性能が変わってきます。
- 4GBVPSのエントリープランよりもやや多めのメモリが4GB。このクラスになると大抵のWebサイトは安定して高速表示が可能になります。
- 8GB大規模な処理でなければ大抵のことがストレスなく出来るのが8GBメモリのVPS。コストもそこまで高くなく、高い処理能力なのに比較的手軽にレンタル出来るのが特徴。
- 12GB8GBメモリのVPSをメモリ容量だけ1.5倍にさせた、メモリが重要なWebサーバーに最適なプラン。コストパフォーマンスに優れていて、レンタルサーバーからの引っ越しにも最適。
- 16GB構成によっては大規模なサイトの収容も可能な16GBメモリのVPS。月額1万円未満で運用することも可能で、クラウドと比較して圧倒的なコスパを誇ります。
- 24GB大規模サイトも高速表示可能な24GBメモリのVPS。クラウドでは高額になりがちなハイメモリプランですが、VPSなら高コスパで運用可能。
- 32GB大規模サイトのホスティングも可能ながら、一般利用でも手が届く料金が魅力的な32GBメモリのVPS。各社のプランに特色があるため、使い方次第で最適なプランが変わってきます。
- 48GB豊富なメモリを活用して、比較的ローコストで大規模サイトの高速ホスティングも可能な48GBメモリのVPS。64GBプランほどコア数が不要な場合に最適。
- 64GB業務用の大規模サービス用途にも使える64GBメモリのVPS。同じメモリ容量でもコア数や料金プランに各社の特色があるため、最適なプラン選びが重要です。
- 128GB単体VPSとしては最高スペックとなる128GBメモリのVPS。価格が高い最上プランとなるため、慎重にサービスやプランを選ぶ必要があります。
vCPUコア数から選ぶ
VPSの性能指標の一つであるvCPUコア数は、サーバーにどれくらいの処理能力があるかを決めり、コア数ごとに使用用途も変わるため、最適なコア数を選ぶのが重要です。
- 1コア初めてのVPSに最適なVPSスペックが「1コア」。実際にVPSでwebサーバーなどを運用するというよりかは、とにかく安いので試しに使ってみるのに最適。
- 2コア中小規模のWebサイトなら安定運用が可能な、エントリークラスの実用的なスペックが2コア。価格も手頃でVPS初心者にも扱いやすいスペックです。
- 3コアVPSサービスの主戦場でもある人気のプランが3コア。単体で、複数台でと、いろんな使い方で高速サーバー運用が可能なスペックです。
- 4コア中規模以上のサイトを高速表示が可能な4コアのVPS。単体でも使いやすく、下位プラント組み合わせて複数台での運用も実用的です。
- 5コアVPSサービスでは採用されることが希少な5コア。ちょっと性能が欲しい時に最適ですが、コスパがあまり良くないというデメリットも。
- 6コア中規模以上のサイトでも安定して高速表示できる実用的なスペックが6コアのVPS。バッチサーバーや自社クラウドストレージなど用途も広がってきます。
- 8コア構成によっては大規模サイトの収容も視野に入るのが8コアのVPS。選び方、契約の仕方次第で月額1万円未満で利用できるのが魅力です。
- 10コア大規模サイトの運用も可能ながら、安いプランなら1万円台から利用可能な10コアのVPS。選択肢は少ないですが、規模の割にコスパが高めなスペックです。