【2025年版】大規模サイトも高速表示!「24GBメモリ」のVPSサービスを徹底比較!ベストはこれだ!
大規模サイトも高速表示可能な「24GBメモリ」のVPSサービスを、2025年版の最新情報をもとに、コスト、性能、拡張性など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
目次
「24GBメモリ」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「24GBメモリ」ってどんなスペック?
24GBメモリVPSは、VPSの中でもミドルグレードからハイグレードのスペックのプランとして定番の「8コア・16GBメモリ」プランのコア数をそのままにメモリを1.5倍にしたプラン。一部の国内VPSサービスが始めたプランですが、徐々に広がりつつあります。
VPSサーバーの使い方は様々ですが、vCPUコア数ではなくメモリを重視する使い方としては、例えば以下のようなケースがあります。
- 大規模なWebサイトやECサイトの運用
- データベースサーバーの運用
- 大容量のキャッシュを利用するWebアプリケーションの運用
こうしたサーバー用途では、コア数よりもメモリ容量が重要な場合が多く、24GBメモリのVPSは最適なスペックと言えるでしょう。
「24GBメモリ」のVPSの比較ポイント
- 単月契約の料金
このクラスになると月額費用も高額になるため、いきなり長期契約はせず、まず単月契約するのがベスト
- ストレージの容量
大規模サイトの場合、ストレージ容量も多めの必要になる可能性があるため、ストレージの容量も重要な比較ポイント
- 拡張性
単体VPSだけでなく、ロードバランサーや複数台構成に対応しているかも重要です
「24GBメモリ」のVPSは、単体で使えば大規模なWebサイトやデータベースの運用に十分なスペックですが、VPSサーバーは実際に運用していくと「オーバースペックだった」「思った通りの処理速度が出なかった」など、プラン変更を余儀なくされるシーンも度々起こります。
そうした際に、「サーバーコスト面でのダメージを最小限にする」という意味で、まずは単月契約の料金で比較して、利用開始するのが重要です。「使ってみて問題がなければ、長期契約をしてコストダウンをする」というスタンスで利用開始しましょう。
この規模のVPSの場合は、ストレージの容量も重要なポイントです。大規模サイトでは、DBサイズが大きくなったり、ユーザーデータの保存など、ストレージ容量が多めに必要になることがもあります。VPSではあとからストレージ増設も可能ですが、単価が高いオプションなので、ストレージ容量も比較しておくのがベストです。
負荷分散やスペックの増強を考えると、VPSサーバーの拡張性も重要。ローカルネットワーク接続やロードバランサーの設置、APIでの自動インスタンス制御などもあると、よりコスパを高めた運用が可能になります。
ベスト「24GBメモリ」VPSサービス
バランスで選ぶならこのVPS
バランスがベストXServer VPS 24GBプラン
なぜこのプランがベスト?
VPSサービスとしては後発のXServer VPSですが、16GBプランからアップデートされた24GBプランは、単月契約で最安値で、しかもストレージは競合を大きく上回る800GBと大容量。
時間課金制度なし、ローカルネットワーク非対応など、クラウドっぽい機能はないですが、その分、単体のVPSインスタンスとして性能が高く、コスパが高いのが特徴です。
複数VPSインスタンス構成にしないでも十分に処理速度が出るため、クラウドからのコストダウンのための移行先としてもおすすめです。
メリット・デメリット
- メリット
- 単月契約で最安値クラス
- ストレージ単価が驚異的な安さ
- デメリット
- 時間課金料金がない
- ローカルネットワーク非対応
新規契約で長期利用するならこのVPS
新規長期利用時に最安値ConoHa VPS 24GBプラン
なぜこのプランがベスト?
競合サービスのメモリ増強に呼応したようにメモリ増強をしたのが、元祖コスパVPSであるConoHa VPS。24GBプランは、キャンペーン時に長期利用契約をすると、最安値になります。
機能面でもクラウドに近い機能があり、コスト削減のためにクラウドから移行するのもあり。ただし、ストレージ容量が100GBと少ないため、ストレージのGB単価は高め。大規模サイトでは、ストレージ容量が多くなることが多いため、注意が必要です。
また、コスト面で言うと、サービス調整費という追加料金が発生する点もデメリットと言えます。
メリット・デメリット
- メリット
- 新規向けキャンペーン時には最安値
- クラウドに近い機能あり
- デメリット
- ストレージ容量が少ない
- サービス調整費がある
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。
メモリ容量から選ぶ
VPSのメモリ容量は、使い方によってはvCPUコア数よりも重要なスペックです。用途によって必要なメモリ容量が異なり、メモリ容量が大きいほどVPSサーバーが高速動作させることも可能になります。
- 1GBVPSスペックの最低条件が1GBメモリ。OSで半分くらいの容量を使ってしまうためギリギリですが、工夫次第でWebサーバーの運用も可能なスペックです。
- 2GBVPSのエントリープランのボリュームゾーンが2GBメモリ。これにvCPUコア数をどうするかで、価格や性能が変わってきます。
- 4GBVPSのエントリープランよりもやや多めのメモリが4GB。このクラスになると大抵のWebサイトは安定して高速表示が可能になります。
- 8GB大規模な処理でなければ大抵のことがストレスなく出来るのが8GBメモリのVPS。コストもそこまで高くなく、高い処理能力なのに比較的手軽にレンタル出来るのが特徴。
- 12GB8GBメモリのVPSをメモリ容量だけ1.5倍にさせた、メモリが重要なWebサーバーに最適なプラン。コストパフォーマンスに優れていて、レンタルサーバーからの引っ越しにも最適。
- 16GB構成によっては大規模なサイトの収容も可能な16GBメモリのVPS。月額1万円未満で運用することも可能で、クラウドと比較して圧倒的なコスパを誇ります。
- 24GB大規模サイトも高速表示可能な24GBメモリのVPS。クラウドでは高額になりがちなハイメモリプランですが、VPSなら高コスパで運用可能。
- 32GB大規模サイトのホスティングも可能ながら、一般利用でも手が届く料金が魅力的な32GBメモリのVPS。各社のプランに特色があるため、使い方次第で最適なプランが変わってきます。
- 48GB豊富なメモリを活用して、比較的ローコストで大規模サイトの高速ホスティングも可能な48GBメモリのVPS。64GBプランほどコア数が不要な場合に最適。
- 64GB業務用の大規模サービス用途にも使える64GBメモリのVPS。同じメモリ容量でもコア数や料金プランに各社の特色があるため、最適なプラン選びが重要です。
- 128GB単体VPSとしては最高スペックとなる128GBメモリのVPS。価格が高い最上プランとなるため、慎重にサービスやプランを選ぶ必要があります。
vCPUコア数から選ぶ
VPSの性能指標の一つであるvCPUコア数は、サーバーにどれくらいの処理能力があるかを決めり、コア数ごとに使用用途も変わるため、最適なコア数を選ぶのが重要です。
- 1コア初めてのVPSに最適なVPSスペックが「1コア」。実際にVPSでwebサーバーなどを運用するというよりかは、とにかく安いので試しに使ってみるのに最適。
- 2コア中小規模のWebサイトなら安定運用が可能な、エントリークラスの実用的なスペックが2コア。価格も手頃でVPS初心者にも扱いやすいスペックです。
- 3コアVPSサービスの主戦場でもある人気のプランが3コア。単体で、複数台でと、いろんな使い方で高速サーバー運用が可能なスペックです。
- 4コア中規模以上のサイトを高速表示が可能な4コアのVPS。単体でも使いやすく、下位プラント組み合わせて複数台での運用も実用的です。
- 5コアVPSサービスでは採用されることが希少な5コア。ちょっと性能が欲しい時に最適ですが、コスパがあまり良くないというデメリットも。
- 6コア中規模以上のサイトでも安定して高速表示できる実用的なスペックが6コアのVPS。バッチサーバーや自社クラウドストレージなど用途も広がってきます。
- 8コア構成によっては大規模サイトの収容も視野に入るのが8コアのVPS。選び方、契約の仕方次第で月額1万円未満で利用できるのが魅力です。
- 10コア大規模サイトの運用も可能ながら、安いプランなら1万円台から利用可能な10コアのVPS。選択肢は少ないですが、規模の割にコスパが高めなスペックです。